2020.8 Laxmi通信

守るじゃなくて、創る

~伝統は守るものではない、創るもの♡~

お盆休みが明け、いつものように玄関を開けたとき、空気の軽さ、過ごしやすさに驚きました。日中はすさまじい暑さですが、朝晩が涼しくなってくると、夏が終わるのだな〜と、寂しくなります。暑いけれど楽しいことも多い夏が大好きなので、今年のように「自粛」「我慢」の夏だと寂しくもありました。ただ、自粛や感染予防に気をつけながらでも、自然を楽しんだり、おうちで読書や海外ドラマを見たりとそれなりにリフレッシュできた夏です。

思いついたらすぐ行動したくなる。誰かにイイコトを教えてもらうとすぐやりたくなる。そんな私にとって、この「動けない」環境は、まさに【修行】です。メールよりも電話、電話よりも直接会って話したほうが早い!そう思っていましたし、今もそれも大事だと思っています。でも、世の中はコロナのおかげであっという間に変わりました。会わなくてもオンラインで、オンラインじゃなくても電話で、電話でなくてもメールで良いではないか?こちらが主流の価値観に変わっていっていますよね。対面必須だった医療まで、オンライン受診が出来るようになり、裁判もオンライン化です。ドラえもんの世界がもう空想世界ではなくなってきています。

アメリカの定義では、1960年〜1975年までに誕生した世代が「X世代」、1975年〜1995年までに誕生した世代が「Y世代」。それ以降、2010年位までに誕生し、現在10歳〜25歳くらいまでの若者が「Z世代」と言われているそうです。Z世代は世界に約20億人。生まれたときからPCとインターネットが偏在し、習熟していて「デジタル・ネイティブ」とも呼ばれています。

令和になって2年目。平成の30年間は格差拡大時代なのだそうです。世界中の人々の資産を、下位から半分までの資産の合計が、上位何人の資産の合計と同額になるか調べてみると、2010年には上位388人と下位35億人が同額。2015年は上位62人と同額、2018年には、上位8人!!

この歪みを是正出来るのが「Z世代」しかいないのでは?という。(高野登さんのFBより抜粋、加筆修正)

Z世代の新しい価値観や能力が変革期を経て私達の社会が成長発展していくためには重要になります。このことはコロナがまざまざと見せてくれているのではないでしょうか?子どもたちの順応力の高さに驚かせれませんか?大学生や新入社員の子たちのITスキルやIT知識、活かさないのはもったいないです。もったいないどころか、活かしていけなければ…5年後には大きな問題になっているかもしれません。 STAY HOMEのこの時間、内側をしっかり眺め、素晴らしい宝物を見つけてください。宝物たちに外側を見てもらい、彼らに見える風景を教えてもらってみてください。通訳してもらってください。Z世代に選ばれることが大きな分岐点になるかもしれません。