2020.1Laxmi通信

地球は行動の星☆

~選んで動く♡動けない?それもマルだよ、時間は山盛り♡~

新年あけましておめでとうございます。今年は、社労士として10年目に入ります。開業したばかりの頃、10年目の先輩方って優秀で素晴らしいベテラン社労士先生でした。私もそうなるのだと思っていたのですが。。。まだまだなコヤタです。関わりのある方々のお役に立てる私になれるよう、明るく、笑顔いっぱい全力で頑張っていきたいと思います。どうかよろしくおねがいします。

母校、北陸大学の3年生が2人、事務所を訪ねてきてくれました。経済経営学部で学ぶ彼らは最高の実践型の教育を受けており、素晴らしい2人です。地域創生やIターン事業に興味があると話すほど、地元を愛していてくれます。素直で真っ直ぐで正直で、年長者への敬意も身についていて、能力保証!をつけてあげられる人材です。この子達、私のところに来た理由は、「就職活動への不安」。やりたいことはあるけれど、やれる企業ってどういうとこだろう?ブラック企業だったらどうしよう、どんな仕事が自分には合うのだろうか?子育てとの両立は?仕事と生活の線引きはどうしているの?たくさん質問を受けました。社労士として、同年代の子を持つ母親として、母校の先輩として、社会人として、企業人として、経営者として。私の答えられることを話しました。

「大丈夫。できないこと、やりたくないことはハッキリ見えるよね?やりたいことややれることを探すよりやりたくないことから、「チャレンジしてもいいかな?」って業種や仕事は見つかりやすいかもしれないよ。どんな仕事だって学びはあるし無駄にはならないから。動いて選んだことの積み重ねが成長でスキルになるし経歴になり自分の価値、社会での値段になる。何者でもないってことは、夢ややりたいことが見えないってことは、何でもできるってことだと思うよ。いつでもココにいるから、安心して行動しておいで。」学生時代に安易に選択したことでも、今の私の基盤になっていますし、何一つ無駄だった経験はなかったなと思うようになったのでこんなふうに話したのだと思います。(幸せなことです♡) 彼らとの会話の中で、価値観の話になりました。彼らは「誰かの社会のお役に立てる自分であること=自分の存在価値を実感すること、生きている意味を見つけたい」という価値観で働くと考えていました。賃金でも休日数でもありません。生きている実感、やりがいなんです。価値観とは、経験によって作られていくものなのだそうです。60代以上は食べられるかどうかが価値観でした。焼け野原からの復興を成し遂げてくださった世代だからです。40代以上は、お金です。高度経済成長、お金がすべてだった社会に生きてきたからです。でも30代以下は、食もお金も不足していない世代なのです。お金のために働くということは選択肢にはなく、お金や生活はなんとかなると思えるのです。この価値観で生きている彼らです。この視点で皆様の職場で働く30代までの方のことを考えてみていただけますか?彼らの行動や言動の意味が見えてきませんか?彼らと違う視点、違うモノサシで彼らの行動をジャッジしてしまっていませんか?まずは聴いてみませんか?新しい価値観に感動できると思います。(*^^*)